ページネーションがあるページでは、rel=prev/nextを設定しようっていうのがGoogleの推奨とされていたのですが、実はもう数年使われていなかったらしいです。
Googleの公式Twitterで告知され、Googleの金谷さんが翻訳してツイートされていました。
prev/nextの意味
ページネーションのあるページでは、2ページ目以降を含めて1つのまとまりとして評価してくれるという意味合いがありました。
ですが、これを無視しており2ページ目以降であろうと個別の特定ページとして評価されているそうです。
そのため、2ページ目以降でも関連性が高ければ表示されることがあり、この辺のコントロールはできないものと思われます。
2ページ目以降を表示したくない
2ページ目以降をどうしても表示したくないのであれば、noindexを付与する手もあります。
noindexを付与しているサイトやnoindexに加えてcanonicalで1ページ目に正規化しているサイトなどもあります。
どのように対応するのが一番いいかはなんとも言えないので手段としてあるよという程度しか言えないですが。
一応、2ページ目以降を1ページ目へcanonicalで正規化するのはGoogle非推奨ではありますが規模が大きめのメディアとかnoidexと併せて設定していたりします。
(クローラーの制御が目的とかなのかな?)
noindexの注意点
noindexをずっと設定しているとクローラーの巡回頻度が落ちるため、followにしてるからクローラー回るしいいでしょ?って思うと2ページ目以降からリンクされる商品ページなどへクローラーが回らなくなるという罠があります。
実際、商品ページの情報を変更しても、クロールされないためにインデックスされたデータが更新されない商品ページがいくつもあるという状態だったことがあります。
自分は、これをキッカケにnoindexを外してprev/nextを追加したののですが、更新されるようになって良好だと思っていました。
普通にprev/next関係なくnoindexが外れてクロールされやすくなっただけだったみたいですね。
bingでは使われている
bingはまだprev/nextを使っているそうでbing対応するなら使う意味があります(遠い目)。
まとめ
「使われなくなります」ではなく「使ってませんでした」なので、何か変えなければいけないという内容ではないため今のままでも大丈夫です。
クローラビリティについての懸念がある場合は、sitemap.xmlを使おうってことにやっぱりなるんだと思います。
この話題、Twitter上で国内・国外ともにSEO界隈で騒がれていたのでベストプラクティス的なものをGoogleから発信してもらいたいものだなと思っています。
あと、「すべてを表示」を好むと言っても商品が多いページを全部表示するの?っていう謎感がありますね…
「もっと見る」を推奨する意味なのでしょうか?
ブログとかで無理やり見出し単位でページネーションするようなサイトもあるので、そういうサイトへの意味だと思えば理解できるのですが、もっと情報がほしい…