SEO=被リンクが大事!というイメージから、被リンクを簡単に増やす方法を考え実行しても実は意味なかったら勿体ないですよね。
インターネット上に手軽にリンクを増やせそうに見える施策だと例えば
- 記事広告を書いてもらう
- プレスリリースサイトでプレスリリースを書く
- SNS投稿
- アフィリエイトで紹介してもらう
こちらはお金や人力で頑張ればなんとかなりそうなものを挙げましたが、結果として直接的には被リンクを増やす施策になりません。
もちろん「直接的」な意味はないですが「間接的」な意味は否定しません。
nofollowが付くリンクは被リンク無効
リンクが付いていれば全てが評価されるわけではありません。
リンクの中にrel=”nofollow”という記載が付いている場合、このリンクは評価しないという命令が働いています。
これは、リンク評価を何かしらで渡しさない場合に設定されます。
例えば
- 有料リンクに該当する
- 自演リンクの防止
のような理由があります。
記事広告
「広告」として書かれているため、金銭のやり取りが発生していますよね。
なので有料リンクとして認識されないためにnofollowが付きます。
アフィリエイト
記事広告と近いですが、成果報酬などによる金銭のやり取りが発生することが条件になっています。
有料リンクの防止のためで、ASPで発行されるコード自体にnofollowが付いています。
プレスリリースサイト
自社が発信するので、自由にリンクを受けられたら自演リンクになってしまいますよね。
自社へのリンクとか関係なしに、全てのリンクに対してnofollowがかかる仕様です。
SNS
こちらも全てのリンクにnofollowが付く仕様です。
自由に投稿(なんだったらbotで毎日投稿とかも可能になってしまう)できてしまうのでこういう仕様になりますよね。
やる意味はないのか
じゃあ、SEOのこと考えたらやる意味がないのか。
そんなわけではありません。
「直接的な効果」を期待して頑張っても無駄だよというだけで、「間接的な効果」は期待できるものもあります。
プレスリリースやSNSを見て、メディアやライターの目に触れ、サイト上で紹介してしてもらえる場合があります。
勝手に紹介される分には、自然なリンクなので被リンク効果が生まれます。
※ただし、アフィリエイトリンクを使用されないことと、書かれたメディアがリンクにnofollow付けてなければ。(たまに全リンクnofollowみたいなメディアもある)
こういう思考には向かないで、という話
いかに拡散されるか、メディアやライターなどに興味を持ってもらえるかを考えて施策を行う必要があります。
もちろん、サイトとしてポジティブに紹介されるべきなのでSEOだけを考えて行えるものではありません。
拡散されないとメディアに掲載されない!だから、もっと過激に!!となったとします。
極端ではありますが、
ネガティブな紹介が増える→サイト利用者が減る→衰退の一途で閉鎖
という流れになって一時的に叩かれようと、被リンクが増えることもあるかもしれません。
でも、それによって大切なサイトを閉鎖に追い込んでは元も子もないので気を付けてください。